内診の時にはまたリュウジは一度外に出され……


子宮の中にまたありえない程の刺激。


強引に3センチの子宮口を指で開いているのが分かる。


「うん、5センチぐらいは開いたかな」


陣痛ではなく、人の手によって開かれるなんて……聞いてないんですけど!!


その5センチの状態から更にぐりぐりと指を入れられてまた声が出てしまう。


内臓をえぐられているような……いや、正しく内臓をえぐっているのだけれど。


刺激と共にまた陣痛は強くなり、戻ってきたリュウジの隣で波が来る度にあぐらをかいてみたり、よつんばいになってみたり。


特に


「あぐらはお産が進みやすいからいいよー」


と言われたので、基本的にあぐらの体勢。


陣痛が来た時には両足を前に投げ出して、少しお尻を浮かせて堪えるのが楽だと気がついた。


そのまま更に時間が過ぎ……