『は?何、え?』

戸惑う風華をよそに私は走り出した



や、やばい…やってしまった。


三年間忘れられなかったとか言っておきながらふつーに忘れてたよ…


あっ、

ってゆーか、もしかして…


『消しゴムの時聞いてきたのはそーゆーことですか…』


あぁ!!やってしまった!!ほんとにどれだけだよ自分!!


九条くんからしたら

連絡先無くされて…

同じ学校なのに気付かれなくて…

しかもわざわざあっちから来てくれたのにそれでも思い出されなくて…


最低だ!私!とんでもなく最低じゃん!!