少し名残惜しかったけどここで行かなきゃ一生行けない気がして…


顔を見てその場を動き始めた時


『ちょっと待って、これ…』


そう言って紙を渡してきた九条くん




少し顔が赤い…?



『…連絡先、スマホの 良かったら連絡して…』


『え!?』


連絡先…貰えるの?



やばいなんかすごい嬉しい…け、けど



『私なんかが貰っていいの?』


『どういうこと?』


『だって今日会ったばっかだし…あっ嫌とかじゃなくて…危なくない?』



もし私がこれ悪用とかしたらどうするんだろう…



仮にも今日会ったばっかりなんだし…