『あっはい、全然大丈夫です。座って下さい』
『ありがとう』
彼はにこっと笑いながら席に座った
『あっ、まだ言ってなかったけど俺の名前は九条 周。君はなんて言うの?』
『え?私ですか?私は、えっと 楠木…麦です』
『楠木、麦…』
私の言葉をなぞるように声に出す彼
するとまたパッと私の方を見て優しい表情を浮かべながら口を開く
『麦って名前、可愛くてぴったりだと思う』
『っ…あっありがとう』
『照れてる?顔真っ赤だよ』
さっきとは変わって妖しい笑みを浮かべて彼は私を見てくる
『ちっ違うよ…!そっそんなことより勉強…しなきゃだから……』
本当はもっと話していたかったくせに
照れてるのを隠すために話をそらす
普通だったらきっとこんな照れたりしないし、私も別に惚れやすいとかじゃないと思うんだけど…
『ありがとう』
彼はにこっと笑いながら席に座った
『あっ、まだ言ってなかったけど俺の名前は九条 周。君はなんて言うの?』
『え?私ですか?私は、えっと 楠木…麦です』
『楠木、麦…』
私の言葉をなぞるように声に出す彼
するとまたパッと私の方を見て優しい表情を浮かべながら口を開く
『麦って名前、可愛くてぴったりだと思う』
『っ…あっありがとう』
『照れてる?顔真っ赤だよ』
さっきとは変わって妖しい笑みを浮かべて彼は私を見てくる
『ちっ違うよ…!そっそんなことより勉強…しなきゃだから……』
本当はもっと話していたかったくせに
照れてるのを隠すために話をそらす
普通だったらきっとこんな照れたりしないし、私も別に惚れやすいとかじゃないと思うんだけど…