小児科で入院している森本大地(もりもと だいち)は生まれた時から心臓病であり、今回は何故入院しているのかわからないまま病院に居るそんな中、深夜0時トイレの帰りにホールに暗めな感じの女の子が立っていたのを見つけ、大地は声を掛けてしまった

「こんな夜中にホールに居たら看護師さんに怒られちゃうぞ」

振り向いても女の子の顔はわからないが大地は慌ててホールの中に入るが女の子に大きな声で怒られてしまった

「私に近づかないで!そこに止まりなさい!」

「静かにしろよ!みんな寝てるし看護師さんにバレたら怒られるって!」

大地は小さい声でその女の子に注意する

「私の事が怖くないの?」

少しゾッとした大地だったが大地は「怖くないよ」と答えるとあまり見えないが女の子の唇が笑っていた

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ミーン ミーン ミーン

蝉が鳴り響く夏の季節に大地は何故か小児科に入院している
目が覚めた時には部屋に居て、目が開けると看護師がそばに居てくれた

「ああ、良かった!先生に目が覚めた事を伝えるからね!」

「俺は確か・・・女の子と喋ってたんですけど」

「えっ?何言ってるの?ホールで倒れてたのよ、大地くんは」

「いや、違います!俺は確かに女の子と喋ってて気づいたら部屋に戻ってたんです」

「おかしな事を言わないの・・・女の子は何歳くらいなのかしら?」

「中学生くらいの女の子なんですけど、暗めな感じの女の子で可愛かったです!」

「中学生の女の子なんて居ないよ?」

看護師さんは「またね」と言い、大地の話をちゃんと聞いてくれなかった