だから俺は自分から美月を突き放した。

これから俺が傷つける前に…。
泣かしちまったけど。


だけど、いざ美月が側にいないと何故だか…妙に悲しかった。

しばらくして美月が俺の部屋に入ってきた。
俺は美月に、やっぱり側にいて欲しくて気づいたら謝っていた。


ダッセーの、俺…。


それでも笑顔で許してくれる美月…。
ホッとした。







美月は、隼人や要と同じ男で俺のダチだ。
だけど、美月は隼人や要とは何かが違う。

わからねーけど、美月を守っていきたい…側で笑う顔が見てーとか、思っちまう。


何なのかな…この気持ち。

知ってるんだが、わからねー。


ま、その内わかるか♪

今は、この気持ちを大事にしてーって思うから……。





end