「いーじゃん!!ちょっとだけだよ!!」

と、この要の発言。

美月を見ている要の目が危なかったので俺はとっさに美月を抱きしめていた。


…何故だか、美月は俺が守らねーと、って思っちまって。


そんなモヤモヤを抱えたまま、次の日は隼人、要、美月、俺の4人でカラオケに行った。

俺、音楽メッチャ好きなんだよ♪
歌もピアノも。

ンで、久しぶりのカラオケだったし、気合い入れて歌ってたんだ。
そして、ふと美月たちをみると………


美月が要の膝の上に座りキスをねだってたι
隼人は要が酒を飲ませたと言っていた。

だが俺はそんなのも耳に入らず、真っ先に要と美月を引き直した。

俺は美月を抱え

「どうしたんだ?ι美月ι」

と尋ねたのだが美月から返ってきたのは言葉ではなく…キスだった。