新しい未来を繋ぐ、、、紙。


本当にいいのか?


それを目の前にして、蓮は不安気に言った。


なんで、そんなことを今さら聞くの?


もう、これを書いたら二度と離してやれないし……離す気もない。
最終確認だ。


わかってる。
私も同じだよ、蓮こそいいの?


いいよ。



そして、この紙にペンを走らせて。


提出した日ーーー。


私は、長谷川 梓になって。


私たちの新しい未来が始まった。