なんとも言えない複雑な心境だった。人間好きな人がいてもおかしくはない。もちろんそれは分かっていた。でも、実際いると分かると、相手は誰なのか、どんな人なのか、そんなことばかり考えてしまう。

それに、好きなタイプは年上。私みたいな同い年は眼中にないのだろうか。大人びた人だから、大人な女性の方が合っているのか。


プロフ帳なんて、書いてもらわなければよかった。


ほんの少し、そう思ってしまった。


そんな自分が、心底嫌になった。