PBSを開いて、「決闘」の項目を選択し、弥生にターゲットを合わせる。
「決闘を申し込みますか?」というガイダンスを「YES」と答えた。
「葵……私を解放してよ。これ以上生きていてもいいことなんて何もないよ。本当に……もっと早くに出会いたかった」
小さく、何を言っているかわからないくらいの声で呟いた弥生。
顔を上げて、涙を流しながらマクアフティルを構える。
どちらかが死ぬまで決闘は解けない。
淡い光が俺と弥生を繋ぎ、決闘が始まった。
「もう、何も言わないよ。弥生の覚悟はわかった。俺が出来るのは……この決闘を終わらせて、真輝斗と大和田を殺すことだけだ」
「……葵。生きるって、難しいね」
ボロボロと涙を流して、そう言った弥生。
地面を蹴り、素早く俺に接近する。
それを迎え撃つように俺も飛び込んで、最接近した時にお互いの武器が交差した。
考えていることが同じなのか、武器を横に払って、お互いの位置を入れ替えながら振り向いた。
武器は交差したまま、俺と弥生の距離を確保するように動かない。
会話はいらない。
もう、十分弥生の想いは伝わったから。
「決闘を申し込みますか?」というガイダンスを「YES」と答えた。
「葵……私を解放してよ。これ以上生きていてもいいことなんて何もないよ。本当に……もっと早くに出会いたかった」
小さく、何を言っているかわからないくらいの声で呟いた弥生。
顔を上げて、涙を流しながらマクアフティルを構える。
どちらかが死ぬまで決闘は解けない。
淡い光が俺と弥生を繋ぎ、決闘が始まった。
「もう、何も言わないよ。弥生の覚悟はわかった。俺が出来るのは……この決闘を終わらせて、真輝斗と大和田を殺すことだけだ」
「……葵。生きるって、難しいね」
ボロボロと涙を流して、そう言った弥生。
地面を蹴り、素早く俺に接近する。
それを迎え撃つように俺も飛び込んで、最接近した時にお互いの武器が交差した。
考えていることが同じなのか、武器を横に払って、お互いの位置を入れ替えながら振り向いた。
武器は交差したまま、俺と弥生の距離を確保するように動かない。
会話はいらない。
もう、十分弥生の想いは伝わったから。