「流石は弥生だぜ! お前の演技に騙されて、お友達気分だったやつらの顔を見ろよ! マヌケな顔してやがるぜ!」
ドレッドヘアーの男の隣で、真輝斗が俺達を指さして笑う。
それにつられて、歩道橋を埋め尽くしている人達も笑い始める。
「おい海藤! お前俺様より目立ってるんじゃあないぜ! ぶち殺すぞ!」
「すんませんっす! 大和田さん!」
大和田……こいつが大和田か。
いや、今はそれよりも弥生だ。
「弥生、これがお前の出した答えなのか? 俺達じゃなく、こいつらの仲間だってことなんだな?」
「……そう簡単に裏切れないよ。幼馴染みはさ。それに、いくら葵達が私を仲間と見てくれても、敵軍同士なんだよ。どこにも居場所がなくなるんだよ」
いつでも斬れと言わんばかりの、隙だらけの背中。
何歩か離れて、振り返ると同時に不気味な武器、マクアフティルを取り出した。
「よしお前ら、『決闘』しろ。周りには手出しさせねぇ。俺の前で殺し合ってみろ」
大和田がニヤニヤと笑いながら俺を指さした。
決闘……ヘルプで見たけど、一対一のバトルで、どちらかが死ぬまで決闘が続く。
そして、決闘中は外部からの干渉を一切受けなくなるという機能だ。
ドレッドヘアーの男の隣で、真輝斗が俺達を指さして笑う。
それにつられて、歩道橋を埋め尽くしている人達も笑い始める。
「おい海藤! お前俺様より目立ってるんじゃあないぜ! ぶち殺すぞ!」
「すんませんっす! 大和田さん!」
大和田……こいつが大和田か。
いや、今はそれよりも弥生だ。
「弥生、これがお前の出した答えなのか? 俺達じゃなく、こいつらの仲間だってことなんだな?」
「……そう簡単に裏切れないよ。幼馴染みはさ。それに、いくら葵達が私を仲間と見てくれても、敵軍同士なんだよ。どこにも居場所がなくなるんだよ」
いつでも斬れと言わんばかりの、隙だらけの背中。
何歩か離れて、振り返ると同時に不気味な武器、マクアフティルを取り出した。
「よしお前ら、『決闘』しろ。周りには手出しさせねぇ。俺の前で殺し合ってみろ」
大和田がニヤニヤと笑いながら俺を指さした。
決闘……ヘルプで見たけど、一対一のバトルで、どちらかが死ぬまで決闘が続く。
そして、決闘中は外部からの干渉を一切受けなくなるという機能だ。