怒られてる姿を見た,転入生
は口拍で"バカ"と言った。

私はプイっと背けて空を見上
げた。

今日も良い天気だな...。

「空美~,次移動教室だから,
一緒に行こう~。」

「う~ん。」

次は音楽なので音楽室に向
かった。

「あの瓜生君,空美のことめ
っちゃ気に入ってるね♪」

「そんなことないよ~。
私にとったらホント,うんざ
りだよ↓」

「うそぉ~?(笑)」

「ホント~!・・・やっば!!」

「どうした,空美??」

「もう一冊の教科書,教室に
忘れてきた↓」

「まじでぇ~?私,先行って
るからね~。」

「うん,ごめーん!」

私は急いで教室に向かい,教
室に入ろうとしたら,誰かの
声が聞こえた。