「だってだって!!
あんなイケメン王子に告られ
たんだよっ?!
あんた,幸せ者だねぇ♪」
「・・・由嘉ちゃん??
頭,大丈夫・・かな?」
私が首を傾げながら言うと,
「あんたでしょ!
で,返事したの???」
「返事?あ~,してない!とい
うか...。」
別に告白されてあたし何も返
事とか言ってないよね?
「あんた,もったいないわよ!
今すぐでもOKしなさい!」
「はああああ~?!」
「あっ,あなたの王子様が
きたわよ!」
「へ??」
由嘉が指指した方向にはあの
転入生が居た。
しかも,女の子に囲まれてる
し...。