そして,30分ぐらい経ち,

「ここ,俺の家。」

転入生が指で指したその先に
は...

とても大きなお城みたいな家
だった。


「・・・あなたの家??」

「そう。じゃぁ,行くぞ。」

「えっ?ちょっと!!」

転入生は私の鞄を持ち,私の
手を握った。

ん...??
これ,完全に手を繋いでるよ
ね??

私が振り放そうとしても強く
握られており,放せない。