あたしがショックをうけている間に、ジゼルがノインに声をかけた。
「よぉ!!俺はジゼルだ。二人は旅してるみたいだがどこに行くんだ??」
「お前には関係ない。お前は盗賊の頭だろう??その手首の入れ墨はこの国でもっともでかい賊のものだろ。頭だけは少し違うらしいな。」
ノインがジゼルに向かって毒を吐く。普段のあたしなら止めるけれど、今のあたしには頭が混乱してて何も答えられない。
「てめぇ、詳しいなどこの者だ?。」
ノインはジゼルの質問に意味深な笑みで返してまだ混乱状態のあたしの手を引いて店を出た。
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