「いやぁぁぁぁぁぁーーーッッ!!!!!!」
こんな叫び声を出したけど上から誰か助けてくれるわけでもなく、そのまま尻餅でも着くかと思ったけど、そんなことはなくてずーっと落ち続けている。
―…どうして、地面に着かないんだろ??…―
落ちていると下方から光が見えて来た。
「やっと地面!?でも、地下のはずなのになんで明るいんだろう??」
ヒュンと音がして視界に映ったのは暗闇の中にある森と芝生だった。でも足が芝生に着くのはまだ2M程ある。
「おぉぉ落ちるーッ!!!?」
叫んだけれど痛みはなく、ただふんわりと浮いている感じがして、ストンと誰かの腕の中に落ちた。
ん…?
腕の中??
顔をあげれば美形サン♪
なーんて言ってる場合じゃない!!なななな、なんでぇ!?
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