「何度も言ってるけど、隆司は親友なの!!恋愛対象じゃないから!!隆司もなんか言ってよ!!」



「えっ??///あぁ…。」



隆司は何も言い返さない。
もぅ!!はっきりしないんだから!!
って……。ん??隆司の顔が赤い気が…。



「隆司、風邪ひいた??熱あるの??顔が赤いよ??」



額に手を近づけると、隆司がさっとよけて弘輔の後ろに隠れた。



「どうしたの??あたしに触られたくなかった?そうならそう言ってよ!!」



何故か隆司に避けられたあたしはそう言って目の前まで来ていた教室に入った。

入って皆に挨拶しながら自分の席に座った。