「うわぁっ!」

「どうだ、びっくりしたか?」

「ワンコ先輩...」


ルナはもともと華奢だったが、心労のせいかますます細くなったような気がした。


「ルナに話があるんだ。夕飯食べがてらちゃんと話さないか?」


ルナは1度目を伏せたが、数十秒後顔を上げた。


「はい。分かりました」

「よし。じゃあ、行くか」