「こ、こんにちは!せいらちゃんだね!」

「はぁ…」

「この度ゆかりさんと結婚させて頂くことになりました!急でびっくりしたよね…でも僕は本気で君のママを幸せにしたいんだ!」

「浩一さん…!」

ママとこのいきなり現れた浩一さんという人の勢いが凄すぎてもう着いてけない…

「てことでせいらこのアパートを引っ越して明日から浩一さんの家に住むことになったの!」

「…えぇぇええええ!!!?」

「せいらちゃん!心配しないでくれ!僕が引越し業者をきちんと手配してあるし必要なものは僕の家に揃ってる!安心してきてくれ!」

いや、いや、そういう問題じゃないでしょ!

もう私の頭はパニックだった