冷たい手でなぞって、初めて君にキスをした日。
美しいと思った。欲しいと思った。
まさか恋人がいるだなんて知らずに。
君に、手をつなぐ相手があることも知らずに。
神様なんていてたまるかよ、
この世に救いなんてあるものか。
馬鹿か、俺は。
こんな朝露のような綺麗でか弱い存在に、守る男がいないわけないだろ。
出会う順番なのか、
俺の方が年上なのにな。
キスをして、君の笑顔にまたキスをして、止まらなくなっていた。
崩れていくソレを、願望を欲望を、叶えたいと思って。がむしゃらに手をかけた。
「ねえ、好きだよ。」
そう言った俺は、どんな顔をしていたんだろう。
目を見開いて息を切らしたお姫様。
君だけが俺のこの世の全てだ。
美しいと思った。欲しいと思った。
まさか恋人がいるだなんて知らずに。
君に、手をつなぐ相手があることも知らずに。
神様なんていてたまるかよ、
この世に救いなんてあるものか。
馬鹿か、俺は。
こんな朝露のような綺麗でか弱い存在に、守る男がいないわけないだろ。
出会う順番なのか、
俺の方が年上なのにな。
キスをして、君の笑顔にまたキスをして、止まらなくなっていた。
崩れていくソレを、願望を欲望を、叶えたいと思って。がむしゃらに手をかけた。
「ねえ、好きだよ。」
そう言った俺は、どんな顔をしていたんだろう。
目を見開いて息を切らしたお姫様。
君だけが俺のこの世の全てだ。