『会えなくなる事を前もって言って欲しい』

「は?」



やば、

この程度?って怒られると思った瞬間…





「それで怒ってたの?」

『…ぅん』

「すげぇ可愛いじゃん」

『は?』




と、

言ってる間に凌久くんに抱きしめられた。




怒ってないってこと?

これは、どう言う意味なんだろう…






『凌久くん?』



名前を呼ぶのと同時に少し身体が離れてキスをされた。




「凛、大好きだわ」

『今日バイト休みなの?』

「休み。泊まる?」

『泊まらない』

「ご飯食べて帰る?」

『うん』

「じゃ行こうか」

『パンツのまま行くの?』

「行っても良い?」

『凌久くんがいいならいいんじゃん?』


と、

笑うと静かにズボンを履いていた。