その後は仲良く、お昼ご飯を食べに近くのファミレスに行った。
凌久くんはハンバーグ。
私は、パスタを頼んで食べた。
お腹が空いていたからメニューにある食べ物が全部美味しそうに感じて決めるのに時間が掛かってしまった。
『美味しそう』
パスタを頼んで、正解だったみたい。
麺類が大好きな私は、毎日麺類でもいいくらい…
幸せ。
呑気に馬鹿みたいなことを考えていると急に「凛って、料理できるの?」って…
え?
痛いところつかれた気がする。
料理何て、人生で1、2回くらいしか作ったことがないから出来るわけがない。
出来るって、答えた方が良さそうなのはわかるけど…作ってって言われた時に作らなかったら嘘をつく事になるよね…
私は一瞬にして、頭をフル回転させて…
結局、
「出来ない」と、答えた。
凌久くんの反応が怖いな。と、思っていたら「そうなんだ」だけだった。
でも、そのそうなんだの裏に何を考えてるかはわからない…