私たちが並んでいる前に並んでいたカップル。
見た目からして、私たちと同じくらい?
それとも、少し年下?という感じだろう。
凄い、ベタベタしたり…常に手を繋いでいたり、一緒にスマホを見たり、凄い仲が良さそうだった。
これが恋人って感じなのかな。
手を繋ぐ一つで、ドキドキして…
むしろ、
目を合わせて話すことさえもドキドキして…
凌久くんにとって、私じゃ物足りないんだろうなと思った。
少しずつ、凌久くんに対して気持ちは抱いてるものの、凌久くんに伝わっていなければ、ないのも同前。
申し訳ない気持ちになった。