携帯を見てないのか… それとも、 寝ちゃったのか、わからないけど… 駅に着いても凌久くんからの返信はなかった。 『起きてる?』 LINEしてみたものの、返信はあるわけがなかった。 私は、 自分の記憶を頼りに凌久くん家に向かった。 ここ右だった気がする。 ここは、左。 全部、勘だけど…見覚えがあるアパートに着く事が出来た。 自分を褒めてあげたい。