何だかんだ、それから1時間くらいいたけど…その後は、駅まで送ってくれた。
「また連絡するね」
『ばいばい』
と、
手を振ると振り返してくれた。
まだ、あの人が彼氏何て実感はない。
むしろ、私がなぜ?っていう感情。
それに離れるのが寂しい…とか、傍にいたい…とか、そういう感情もまだない。
むしろ、凌久くんといる時間は緊張するから早く帰りたい、と思っていた。
緊張は慣れるしかない。
そう自分に必死で言い聞かせる。
凌久くんにとって、良い彼女になれるよう頑張ろうと思った日になった。
すぐじゃなくていい。
いつか、
お互い幸せだと思える日が来るといいなと思う。