家に着いた後はのんびり、テレビを見ていた。 初めて、 お邪魔した家のわりには落ち着いていた自分。 『眠くなってきた』 「一緒に寝る?」 『いい』 と、 言いながら首を振って断ると笑っていた。 初日から、凌久くんと一緒に寝るなんて…私にとっては、難易度が高すぎた。 それに、 心の準備も出来てないから今日はやめとく。 本当なら、寝たいくらいだけど… 『帰ろうかな』 「何で?」 『やることないし…』