凌久のことを忘れられる日が来るのかなって思うくらい毎日、考えていた。
元気かな。
ご飯食べてるかな。
遅刻してないかな。
もう彼女じゃないから、考えられている方は迷惑かもしれないけど…無意識だった。
家に帰っても、
馬鹿みたいに凌久の事を考えて泣いていた。
私は、気分転換に加奈に電話をした。
「はいはーい」
『軽い』
「こんなもんでしょ」
『加奈、元気?』
「元気よ、凛も声だけだと元気そう」
『何それ』
「元気?」
『まぁまぁ…』
「まぁまぁって何?」
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