午後には、目の腫れも良くなり明日は大学に行けそうだった。




泣いてしまうから、

あまり凌久の事は考えずに過ごしていた。





でも、どこかで無意識に考えてるようだった。




「ずっと一緒にいような」

『うん、約束だよ』

「約束」

『凌久、大好きだよ』

「俺も大好きだよ」


と、

話していた凌久と私。





別れたのは夢で、一安心している自分がいたけど、それが夢の様子だった。




目を覚ませると、隣に凌久いるはずがなかった。

夢の中の私たちはずっと一緒にいようと約束をして幸せそうだった。






会いたいよ、凌久。

もう一度、抱きしめてほしい…




もう一度、凌久を感じたい。