大学を休んだ1日は、地獄の様に涙がずっと止まらなかった。
人間って、
こんなに涙が出てくるものなんだね…
大学が終わった頃に咲良ちゃんから、電話が入った。
今日、
朝一に「休む」とLINEしてっきりだった。
「大丈夫?凛」
『大丈夫って?』
「先輩から聞いたよ、別れちゃったの?」
いつも優しい咲良ちゃんだけど…今日はいつも以上に優しさを感じて、また涙が出た。
『ん〜何とか生きてるって感じ』
「明日は来れそう?」
『ゎ、わかんないな〜』
「無理しないで」
『咲良ちゃん、優しいね。ありがとう』
「いつも優しいぞ!」
『そうだった…ありがとう』
私以外はいつも通りの普通の生活が流れていて…いつもと同じように生活をしている。
凌久だって、前を向いて歩いている。
私も、負けないで頑張らないといけない。
そう思えば思うほど、涙が出た。