「俺、一人暮らしだからね」
『そうなんですね、実家どこなんですか?』
「栃木」
『いちごが美味しいところですね』
と、言うと笑われた。
え?
私、変な事言ったかな。
「そうだね、いちご好きなの?」
『好きです』
お弁当の話から、ここまで話が膨らむとは思っても見なかった。
しかも、抱いていた緊張がいつの間にかなく、無意識に笑顔で話していた自分。
前の私じゃ、考えられなかった。
少しずつ、成長している証かな。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…