凌久からのプレゼントのカップは、凌久の家で使うことになった。 私も、 今度凌久にプレゼントを買ってこよう。 何がいいかな。 と、 今から想像すると楽しかった。 また、一つ楽しみが増えたから…会えない時間も乗り切れそうな予感がする。 『私からの…』 「まさかのサプライズ?」 『プレゼントはないけど…』 「ないの?」 『ないけど…大好きだよ凌久』 と、 抱きつくと凌久は笑って抱きしめてくれた。