たまたま、

夜に高校の友達加奈から電話が来た。






この人に、嘘をついたもんならすぐに見破られて怒られる。




私の理解者でもあり、私の恩人。

いつも、何かあると飛んで来てくれるし…助けてくれる。




いつか、

凌久に会わせたいし、凌久にも会って欲しいと思う。





『何か久しぶりになっちゃったね』

「そうだよ!凛が電話しないから」

『私?』

「会おうよ」

『うん、そろそろ会いたい』

「彼氏とはどうよ?」

『順調だよ、順調だけど…』

「だけど…」