せっかくコンビニに来たし、私はペットボトルのお茶を買った。
コンビニ内で、凌久先輩達は同じ学年っぽい女の子と会ったみたいで話してたから私は自分の会計が終わり次第コンビニの外に出た。
帰ろうかと思ったけど…
『帰ります』
と、
言う手段が無くて結局待っていた。
「お待たせ、ごめん」
『大丈夫ですよ』と、笑って返事をした。
その後は真っ直ぐ大学に帰り、無事何事もなく咲良ちゃんの元に帰った。
『ただいまぁ』
「おかえり、大丈夫だった?」
『うん』
咲良ちゃんも海くんも、お昼を食べないで私たちが帰ってくるのを待ってくれていたみたいでみんなで一緒に食べ始めた。
隣にいた凌久先輩に、
「弁当、自分で作ってるの?」
と、
急な質問に驚いてしまった。
『お母さんが作ってます』
「美味しそう」
『毎日同じですよ』
「作ってくれるだけでいいじゃん」
『先輩は、お母さんとか作らないんですか?』