今日は、少し長かった気がする。
それに、
少し激しかった気もするけど…
終わった後は、たくさん抱きしめてくれて幸せを感じていた。
『疲れちゃった』
「今日はのんびり過ごそう」
『うん』
「一緒にお風呂入る?」
『やだ』
「何で?」
『恥ずかしい…』
「もう全部見てるから大丈夫」
カーテンもしてて、電気も付いていない環境だからまだこうしていられるけど…
お風呂は、
明るくて、見なくていいものが見えそうで…
凌久と付き合って唯一克服出来てない事だと思う。
『1人で入る』
「何が恥ずかしいのか言ってみて」
『全部』
そう駄々を捏ねている間に、凌久に抱っこしてお風呂場に連れて行かれた。
足をバタバタして抵抗したけど…
凌久にとっては、
何の抵抗にもなってなかったみたいだった。
『凌久って、そんなことしか考えてないの?』
「男ですからね」
『なるほど』
凌久の答えを聞いて、納得してしまった自分がいた。