涙を止めようと思っても、なぜか涙が溢れていくばかりだった。




少し立った頃に、凌久から電話があった。



けど、

泣きすぎて声も出ないし…


6時門限の話を受け止めきれずにいたから出られなかった。






『凌久、ごめんね』



心が痛すぎて、さらに涙が溢れてきた。

私の眼、涙止まれ。







色々考えすぎて、頭が痛くなったのは覚えているけど…その先は覚えていない。




泣き寝入りしてしまった様子だった。




目を開けた瞬間、激痛

完全に泣きすぎというやつですね。







部屋にあった鏡で自分の顔を見ると、ヤバい顔をしていた。





『学校行けない…』