『流石に、7時にして。』

「いいわ!もう出ていきなさい」

『やだ』

「やだじゃないわ。お母さんの話が聞けないならいなくていい」

『じゃ、6時に帰ってくる』

「門限守りなさいよ」





お母さんに負けた。
 




その後は、お母さんと何も話す事なく自分の部屋に向かった。





これじゃ、

凌久に会えないし…


別れよと言われても不思議でない。





色々なことが頭をよぎって涙が溢れてきた。