『動かないで、痛い』



凌久はそう言ってる私をよそに動き始め、やっと凌久に近づいて抱きつくことができた。




「慣れてきた?」

『慣れてないよ、凌久が動くと痛い』



と、

言うと嫌がらせのように動く凌久。





思いっきり叩くと、赤くなってしまっていた。




『ごめんね、痛かった?』

「ちゅしたら許す」




さっき、山程してたから抵抗なくキスをすることができた。





自分で言うのも恥ずかしいけど一つずつ、前進してる気がする。


間違いなく、凌久のお陰で。




その後も、少し遊ばれて終わった。