時間が経つにつれて、服に手が入ってくるのを感じた。
凌久の余裕のある感じが、助かるけど…
自分にも余裕が出始めたら嫌だろうなと思う。
部屋が暗いからまだいいけど、明るかったらどうなってしまうんだろう。
徐々に、服を脱がされる感じが恥ずかしくてたまらなかった。
それに、
胸に手が入った瞬間、変な声を出してしまった。
『んっ…///』
それだけでもヤバいのに…始まったばかりだと思うと恐ろしかった。
初めて、
自分から凌久にキスを求めた。
「凛、最高に可愛いよ」
『うる…しゃい!』
そうやって言う本人は恥ずかしくないんだろうか。
この雰囲気で言ってるだけ?
よくわからないけど…私にはそんな事を言う余裕さえない。