「優しくするから」
え?
責任ってそういう意味だったの?
少しは覚悟していたものの、今日だとは思わず…一瞬にして身体が強張った。
と、
思っていたら徐々に激しくなるキス。
今までとは、比べ物にならなかった。
優しい目ではなく、完全に男の目をしていた。
唇ではなくて、耳だったり、首元にキスをしてくるから恥ずかしいし…くすぐったいし、自然に体が離れて行くばかりだった。
「凛、やだ?」
『いいよ』
凌久は、この3ヶ月我慢してくれていたかと思うと拒否は出来なかった。
次は、私が我慢する番。
少し、怖いけど…凌久を信じたいと思う。