カイくんは、

わたしのこと大事に思ってくれていますか。


「な、なにしてるんですか」


カイくんが、わたしの首もとに

顔を埋めてくる。


そんなに眠いなら、わたし、どきます。


大きなソファではあるけど……

2人だと、狭いでしょ?


「ちょ……か、カイくん」

「んー?」

「くすぐったいです」


今、もしかして……舐めました!?


それとも気のせい……?


「ふざけるのも……たいがいに」

「拷問中」

「え……」

「ねえ、そよちゃん」

「なんですかっ」

「僕のこと。好きなの?」