もちろん、一樹も裕二も手は止めない 「・・・男装っていうより、男そのもの?」 「あぁ?なんか言ったか」 「ううん、なんにも」 ほぼ無表情でゲームに集中する二人 そして――― 「っしゃあ!11連勝~」 一樹と裕二は、ひとしきり遊んだ後で ゲームセンターを後にした