「おい!芦屋と八川!!ちょっと来いや」
しかし、そんな夢のような気分はすぐに壊される。
先輩の声によって・・
どうやら、調子に乗ってると思われていたらしく、一樹と裕二は呼び出しをくらったらしい。
ま、入学式に遅刻してきた奴と行かなかった奴が一緒にいるのだから、先輩に睨まれていてもしょうがないのだろうが。。
「どうする?一樹。やっぱこれって行かなきゃダメだよね。。」
「だよなぁ~。めんどくせぇ~~」
先輩達が近くにいるにも関わらず、そんなことを言う2人。
クラスのみんなはいつの間にか自分の席に戻っていて、先輩と2人の会話をハラハラしながら聞いている。
こういう態度が先輩に呼び出される原因だということを分かっていないのだろうか・・
「お前ら・・調子に乗ってんじゃねぇぞ。ゴタゴタ言わずにこっち来いや!」