ミーンッミッミッミッミーン!!
ミーンッミッミッミッミーン!!
蝉が…
本当に沢山の蝉が、夏の音を演奏している…


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「かえちゃん遊ぼー!!」
後ろから声をかけられ、少女は振り返る…

でも、振り返って声をかけた方を見るがその子の姿は見えるのに顔だけはとても濃いモザイクがかかってしまったようでまるで見えない…
その子の姿を確認したのだろう。
夢の中の少女は、
「もちろん!!、####くん、なにして遊ぶ?!」

あれ、名前の部分だけ雑音がかかってしまって分からない…

でも、何故か懐かしい…