木々は音を立てて葉をゆらす。
誰もいない朝の公園。
高い空を眺めている内に、
学校へ行くのがイヤになった。
どこにも居場所なんてない。
「238462643383……」
ひたすら数える。
果てのない数字を、ベンチに寝転び、ひたすら数える。
誰か私を殺せばいいのに。
誰もいない朝の公園。
高い空を眺めている内に、
学校へ行くのがイヤになった。
どこにも居場所なんてない。
「238462643383……」
ひたすら数える。
果てのない数字を、ベンチに寝転び、ひたすら数える。
誰か私を殺せばいいのに。