『いらっしゃいませ』
とフロントの子の
声が聞こえた
俺は


フロントに急いで
向かった



そこに立っていた子は目がパッチリしていて色が白くて
とてもキレイな子だった…




…ドクン


胸の鼓動が加速していく…



俺は彼女に見とれてしまった



彼女は俺を見て
軽く笑い


『よろしくお願いします』


と言った



深呼吸を彼女に
ばれないように
2回して



席まで案内した



相手はお客さんで
俺は美容師…

何、動揺してんだよ
と自分に言い聞かせ


とにかく
高鳴る心臓の音を
静めようとした




彼女の髪色に合わせてエクステを選び


俺は少し明るめの
彼女の髪に
エクステをつけはじめた