「今日の夜!電話しよ?その時に、私も言いたいことがあるの」

「わ、わかった!んじゃまたね!次の大会で!」

もっと話したかったな、そんな事を思いながら走ってバスに向かう。

途中、振り返ると知世は友達となにか盛り上がっていた。

「そっこー広がるな、お前の話笑」

悠斗が笑いながら言う。

僕は悠斗の肩を軽く叩いた。

「うるせぇーよ笑」