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俺は篠村 椋(しのむら むく)。俺はこの学校に入学してテニス部に入ってる。
コートは女子と男子と分かれていて、壁はない。だから、ボールが混じってしまう。女子の方へと取りに行くのがなんか恥ずかしい。
俺が部活をやっていた時、ボールが女子コートへと行ってしまった。はぁと思いつつ取りに行ったら、はいとボールを渡してくれた。
その人は佐野 千冬先輩だった。
俺はそれから千冬先輩が気になり始めた。
そしたら、2個上の先輩と付き合ってることを知った。でも…その人より俺の方がカッコイイのにと思った。
それから1年…先輩は3年生。俺は2年生になった。
学校が始まって部活へ行くと…テニス部女子の部室で泣き声が聞こえた。
その泣き声は千冬先輩だった。俺は行こうとした。でも……、紗世先輩がいて、行けなかった。