バックを取りに教室へ戻ると、ちょうど授業が始まっていた。


「あら?如月さん。遅いじゃない」


『…すいません。体調悪いので帰ります』


「そう。分かったわ」


チラチラと視線を感じるものの、学校を後にした。


はぁ…


ベットに横になると嫌でもあの日のことを思い出す。