「麻衣、そろそろ起きろ」 「んー…」 ……あれ、なんだか布団が奏太の匂い…。 「麻衣」 眠いよ……、あとちょっと…。 「……」 すると、右手を引っ張りだされた。 チュッ。 手の甲にあたたかい何かが触れる。 これは…これは……、、 「なっ、なっ、なにした!?」 飛び起きると真ん前に奏太のイケメン顔。