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さな母「ハァ.........ハァ.........さなっ.........」

紗奈「ママ.........」

さな母「大丈夫?苦しくない?」

紗奈「うんっ先生がすぐ酸素マスクくれたから大丈夫」

さな母「ありがとうございます先生.........」

先生「いえ、早急に対応出来たのも、碧斗くんが教えてくれたからですよ」

さな母「そうなんですね.........ありがとうりっくん」

碧斗「んーん!当たり前のことしただけー!それよりねーちゃん、一応びょーいん行った方がいいんじゃない?」

さな母「そうね。あの、先生」

先生「はいっなんでしょうか」

さな母「病院に行ったら迎えが遅くなってしまうと思うので、碧斗も一緒に帰宅でいいですか?」

先生「あ、分かりました。」

碧斗「僕も一緒に帰るの?それじゃあすぐ準備してくる!」

紗奈「.........」

さな母「?どうしたの?さな.........」

紗奈「.........んーん。ちょっとぼーっとしてただけ」

さな母「よしよし。お母さんがついてるから大丈夫だよ」

紗奈「うん.........」

碧斗「帰る用意できたよぉー!!さーちゃん!」

紗奈「ん?」

碧斗「手!」

紗奈「えへへへ」

碧斗「せんせーさよーなら!」

紗奈「さよーなら!」

先生「はい、さようなら.........凄いですね碧斗くんは」

さな母「本当ですね.........紗奈のことをいちばんよく分かってる.........」

先生「検査の結果がどうなったか、また連絡よろしくお願いしますね」

さな母「はいっ。それでは」